ビーバップ清水宏次朗は本当にヤンキーで仲村トオルと不仲?ヒロシの前はアイドル歌手だった!

清水宏次朗は本当にヤンキーだった?の記事説明

元祖不良映画といわれる『ビー・バップ・ハイスクール』。
愛徳高校の不良・ヒロシ(加藤浩志)役で一躍ブレイクした俳優の清水宏次朗さん。

https://twitter.com/pussymsa/status/1657691473155100674

リーゼントにパーマ、短ランにボンタン姿で喧嘩に明け暮れるという役どころで
どうしてもヤンキーのイメージが強い清水さん。

そんな清水さんですが、なんとビーバップ出演前にはアイドル歌手として活動されているんです。

  • 清水宏次朗は不良じゃなくてアイドル歌手だった?
  • 相棒トオル役の仲村トオルとの不仲説は本当?
  • 清水宏次朗は今何してる?

今回は伝説の不良役で一世風靡した俳優・清水宏次朗さんについてご紹介していきます。

目次

清水宏次朗のプロフィール

https://twitter.com/ONIONIONIO157/status/1755792564832420133
清水宏次朗のプロフィール(2024年8月現在)

名前:清水 宏次朗(しみず こうじろう) ※本名同じ

旧芸名:竹 宏治(たけ こうじ)   
生年月日:1964年11月10日(59歳)
出身地:東京都
血液型:B型

身長:176㎝

最終学歴:都立中野工業高校中退
職業:俳優・歌手
活動期間:1981年~

所属事務所:INSOMNIA ENTERTAINMENT

ビー・バップ・ハイスクール出演前はアイドル歌手

https://twitter.com/sumirepenta/status/1730130578866045414

映画『ビー・バップ・ハイスクール』で演じた不良高校生ヒロシ役でブレイクした清水宏次朗さん。

清水さんを “ヤンキーの代表” くらいに思っていた方も多いのではないでしょうか。

かなりのはまり役で、あれから35年経つというのに清水さんのイメージはあのときと変わらず。。。

しかしそんな清水宏次朗さんがヒロシになる前はアイドル歌手だったことを知り衝撃を受けました!

本当は不良ではなかったんですね。

ただ当時は、【不良】=【かっこいい】=【モテる】という時代背景があったようです。
モテる基準が今とは随分違いますね。

ヒロシほど不良ではないにしろ、当時は清水さん含め多くの若者がヤンチャな中高生時代を送っていたのかもしれません。

ちなみに相方のトオル役を演じた仲村トオルさんも不良ではなく、真面目な大学生だったそうです。

デビューのきっかけは竹の子族

清水宏次朗さんは、高校時代に竹の子族として原宿で踊っていたところをスカウトされ芸能界に入ります。

中学時代は体操部で跳馬をしていたりと、元々運動神経がいいのでしょう。

ダンスがうまいイケメンがいたらそりゃあ目立ちますからね。

当時の芸名は竹 宏治(たけ こうじ)。

現役竹の子族のリーダー”というのが芸名の由来のようです。

竹の子族(たけのこぞく)は、野外で独特の派手な衣装でディスコサウンドに合わせて「ステップダンス」を踊るという風俗またはその参加者の総称。

1980年代前半東京都・原宿の代々木公園横に設けられた歩行者天国で、ラジカセを囲み路上で踊っていた。

引用:竹の子族 – Wikipedia

アイドル歌手でデビュー

https://twitter.com/idolmemories879/status/1352237550807601154

竹の子族だからこのポーズなんでしょうか
そういう時代だったんですね…

1981年、17歳のときにアイドル歌集としてデビューした清水宏次朗さん。

デビュー曲は『舞・舞・舞』

元々子供の頃から歌を歌うのが好きで、中学時代はバンドを組んでいたそうです。

ビジュアルは申し分ない清水さんでしたが、アイドル歌手としては売れなかったそうで一時活動を休止します。

https://twitter.com/dyyuJWp0Z36hynD/status/1722963386269671822

ドストライク!
かっこよくて言うことなし!

そして1984年に芸名を本名の ”清水宏次朗” に改め再デビュー

『ビリー・ジョエルは似合わない』は東京音楽祭でグランプリを受賞します。

そんな中、映画『ビー・バップ・ハイスクール』の主演にも抜擢されることとなります。

ビー・バップ・ハイスクールで大ブレイク

https://twitter.com/TOKYOMX/status/1797108376947585263

1985年、映画『ビー・バップ・ハイスクール』で仲村トオルさんとW主演を務めた清水宏次朗さん

一般公募のオーディション1963人の応募者の中からヒロシとトオル役が選ばれたそうです。 

不良少年・ヒロシ(加藤浩志)役で大ブレイクし、21歳から出演したこの映画はその後3年、6作品も続くことになりました。

そしてこの役で1987年には日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しています。

オーディション合格の秘話

この映画のオーディション話がきたとき、しがないライブツアー中(本人談)だった清水宏次朗さん。

主役で合格するとギャラが入ってきて「ライブツアーを続けられる」との思いから
是が非でも合格したかったそうです。

オーディションのエピソード
  • 漫画を読む習慣がなくて原作の漫画を読まないままオーディションを受けた
  • 学園ものだったため先生役をするものだと思い込んでいた
  • 合格後に初めて不良高校生役だと知った
  • 「短ランの学生服の不良役だし、しばらく地元には帰れないと思った」という清水さん
  • 当時見た目がサーファーっぽかったためか漫画原作者のきうちかずひろさんには「あいつはヒロシじゃない」と清水さんの合格を思い切り反対されていた

周りはみな本物のヤンキー

激しいアクションシーンが多いこの映画。
にもかかわらず基本的にスタントマンを使わず自分たちで行っていたというのですから驚きです。

不良役は一般公募で来た本物のヤンキーが多数出演していたようで脇役は素人が多かったそうです。
そのためかムチャな要求でも言われたとおりにこなしていたんだとか。

ビーバップ出演以前には古武道・居合・合気道をやっていて格闘シーンはお手の物だったという清水さん。
そんな清水さんでさえ撮影中に何度か命の危険を感じることがあったそうです。

撮影中のエピソード
  • 清水さんは撮影中に肋骨骨折・靭帯切断・頚椎損傷などの怪我をした
  • 5作目は脊髄を痛め歩けず、車いすでの出演となった
  • その車いすでの撮影中、肩を脱臼して救急車で運ばれた
  • 喧嘩シーンでは顔を殴られることはなかったが、顔より下は手加減なしで本当に蹴られていた
  • 最初は4人いた監督付きが撮影がすすむにつれて3人もいなくなっていた 
  • 道を歩いているとヤンキーにからまれることは日常茶飯事だった
  • そのためボディーガードを10人付けていたこともあった

やってることが無茶苦茶で今だとコンプライアンス的に放送NGなんじゃないかと思うこの映画、
未だ伝説的人気の映画ですよね。

ぜひ今の若い人たちにも見てほしいな~

仲村トオルとの不仲説

https://twitter.com/hakaida3377/status/1749343994289758707

共演者との仲は良かったと語る清水さんですが、相棒であるトオル役の仲村トオルさんとの不仲説はしょっちゅう囁かれていたようです。
実際はどうだったのでしょうか。

後に、仲村トオルさんとの関係について問われると、
まあ、合わないですよね」と苦笑いしながら不仲説を認める発言をされています。

当時、専修大学文学部在学中だった仲村トオルさん。
このデビュー映画でいきなり売れっ子になったため、
清水さんからみるといけ好かない存在だったのかもしれませんね。

ちなみに映画でお二人は同級生役でしたが、実年齢は清水さんの方が仲村さんの1つ年上です。

他の出演者の中山美穂さんや宮崎ますみさん、その他の不良少年たちとの関係はどうだったのかというと…
「年下で弟みたいなもんだったから」と仲は良好だったと話されています。

清水宏次朗のビーバップ出演後と現在

Vシネマやライブを中心に活動

目鼻立ちがくっきりされて美青年、とっても男前な清水さん。
女性のみならず、ビーバップの影響で男性にも圧倒的な人気がありました。

若い頃の竹内力さん・黒田アーサーさん・北村一輝さんとタイプが似てるね

映画『ビー・バップ・ハイスクール』後も歌手としていくつもの賞を受賞され、
全国各地でライブ活動をおこなっています。

1990年頃からは映画やVシネマを中心に活動されていて、
テレビドラマ、CM、大河ドラマにも出演されました。
また、運動神経のよさを活かしスポーツバラエティ番組など多方面で活動の場を広げます。

体調不良で芸能活動を休止

精力的に芸能活動されていた清水宏次朗さんですが、体調不良のため芸能活動を休止していた時期があります。

50代で「更年期障害」と「不安障害」に悩まされたと公表しています。

男性更年期障害(LOH症候群)は、身体的には全身の疲労感や倦怠感、性欲低下、ED(勃起障害)、不眠、肩こりなど、精神的には気力の衰え、集中力の低下、イライラ、抑うつなど、症状は多岐にわたります。

引用:5分でわかる男性更年期障害 – 疲労感や倦怠感 性欲低下 勃起障害イライラ,抑うつ – 西南泌尿器科クリニック (seinanuc.com)

不安障害(ふあんしょうがい、英:anxiety disorder)とは、過剰な反すうや心配、恐怖の特徴を有するいくつかの異なる種類の一般的な精神障害を含んだ総称である。不安は、身体と精神の健康に影響を及ぼす可能性がある不確かで現実に基づかないか、あるいは想像上の将来についてである。

引用:不安障害 – Wikipedia

症状としては、慢性的な不安感、発汗、めまい、手足の震えなどがあり、普通に座っていていきなり倒れることもあったといいます。

また、不安感を消すために、多量のアルコールを飲み、アルコール依存症になり、膵炎で入院生活を送っていたことも明かされています。

芸能活動復帰へ向けて投薬とカウンセリングの治療、断酒を続けた結果、
症状はなかりよくなり、10年ぶりにライブを開催したり、ラジオやイベントに出演するなどお元気な姿が見られます。
ご自身のSNS上に近況をアップされています。

ビーバップの同窓会が定期的に開催されているようです(X投稿より)

芸能活動をされている息子の竜舞(りゅうま:写真右側)さんも度々登場されます(インスタ投稿より)

まとめ

映画『ビー・バップ・ハイスクール』出演前はアイドル歌手として活動されていた清水宏次朗さん。

意外な経歴をお持ちでしたが、どちらの清水さんもカッコよくて素敵です!

現在は体調も随分回復されているようです。

清水宏次朗さんの今後の活動も応援していきたいと思います!

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