20歳のときにパリコレでモデルデビューしたUTA(うた)さんは、
本木雅弘さんと内田也哉子さん夫妻のご長男であり、
樹木希林さんのお孫さんです。
12歳から20歳までを海外で過ごしたというUTAさんですが、
モデルデビュー前にはNBA選手を目指していたのはご存知でしょうか?
今回は、そんなUTAさんの学歴についてご紹介します!
- どんな学校に行ってたの?
- NBA選手はあきらめた?
- なぜモデルになったの?
では見ていきましょう!
UTAのプロフィール
本名: 内田雅樂(うちだ うた)
職業: ファッションモデル
出生地: 東京都
生年月日: 1997年10月1日(年齢26歳)
身長: 190センチ
所属事務所:株式会社 Crossover
フランスのモデルエージェンシー会社と契約して活動していたUTAさんですが、
2023年からは新たに日本の「株式会社 Crossover」に所属することになりました。
「株式会社 Crossover」は、モデルで俳優の冨永愛さんが設立した会社です。
冨永愛さん、UTAさんの他に森星(もり ひかり)さんも所属しています。
UTAの家族
本木雅弘さん、内田也哉子さんご夫婦の長男(第一子)として生まれたUTAさん。
生まれながらの芸能一家ですね。
父: 本木雅弘(俳優)
母: 内田也哉子(エッセイスト)
妹: 内田伽羅(きゃら・2歳年下)
弟: 内田玄兎(げんと・12歳年下)
祖父:内田裕也(歌手・2019年死去、享年79歳)
祖母:樹木希林(俳優・2018年死去、享年75歳)
UTAの学歴
12歳で海外留学するまでは日本のインターナショナルスクールに通っています。
小学校:西町インターナショナルスクール(東京)
UTAさんの通われた小学校は、私立 “西町インターナショナルスクール” です。
インターナショナルスクールの中でも教育レベルが高く、受験倍率が高い学校です。
東京の一等地である元西麻布にあるんですね。
1949年創立
住所: 東京都港区元西麻布2-14-7
対象年齢:幼稚園~中等部(5歳~15歳まで)までの男女共学
生徒数: 約470名(1クラスあたりの生徒数は最大20名の少人数制)
学費: 年間約240万円
UTAさんは5歳から入れるプレスクール(幼稚園)から通われていたようです。
校内での授業やコミュニケーションはすべて英語で行われるため、
ネイティブ同様の英語力はこの学校で育まれたのですね。
この学校はお母さんの内田也哉子さんも通われおり、
UTAさんの妹の伽羅さん、弟の玄兎くんも通っていました。
内田家に縁のある学校ですね。
中学校:ル・ロゼ学院(スイス)
スイスにある名門校 “ Le Rosey(ル・ロゼ学院)” は、
世界一授業料が高いことでも知られているボーディングスクールです。
ボーディングスクールとは ”全寮制の寄宿学校”のことです
1880年創立
所在地: スイス
対象年齢:3~12学年(8歳~18歳まで)までの男女共学
生徒数: 約460名(1クラスあたりの生徒数は6名の超少人数制)
日本人在学生数:約30人
学費: 年間約1500万円(といわれている)
こちらの学校は世界中の王侯貴族や著名人の子弟・子女が多く通っています。
卒業生には王侯貴族多数
- モナコ公国大公
- スペイン王
- ベルギー国王
- エジプト王
- イギリスの王族
その他にも日本人におなじみの
- ショーン・レノン(ジョン・レノンの息子)
- 高田万由子(タレント)
- エレナ・アレジ後藤(後藤久美子の娘) などなど
著名人や有名人のご子息が卒業生として名を連ねています。
UTAさんは、「金銭感覚に慣れるのが大変だった」と当時のことを話しています。
一緒に過ごす仲間が、とある国のプリンスだったり、
自家用ジェット機での旅行に誘われたりと、在学中は驚きの連続だったそうです。
語学を学ぶために留学されたそうですが、
フランス語と英語で教育を行うこの学校で過ごすことで、
フランス語も習得されたのですね。
お母さんの内田也哉子さんも高校生時代にはスイスの別の学校に留学されています。
高校:IMGアカデミー(米フロリダ州)
UTAさんは、本場のバスケットボールを学ぶため、
高校3年間をアメリカのIMGアカデミーで学びました。
このIMGアカデミーは、世界最高峰のスポーツ教育機関として有名です。
出身者には一流のアスリートが多数います。
- テニスの錦織圭
- マリア・シャラポア
- アンドレ・アガシ
- バスケでは田中力
世界的に有名な中高一貫校のスポーツ教育機関
世界80か国から集まり大半が寮生活
所在地: アメリカ フロリダ州 ブレイデントン市
在籍生徒約:1300名(中学・高校)
学費: 年間約900万円(といわれている)
小3からバスケを始めたUTAさんですが、
中学時代を過ごしたスイス留学中にもバスケをやり続け、
バスケに対する思いが強くなり入学したのがこの学校でした。
このIMGアカデミーでの3年間は、プロのバスケットボール選手になることしか考えていなかったそうです。
「高校で待っていたのはシビアな現実。これがリアルだな・・・」
「時々1日オフの日があったけど、やっぱり練習していた」
「周りで恋愛している人は、ほぼいなかった」
引用:日本テレビ系/2022年10月7日放送「アナザースカイ」より
高校の3年間はほぼ学校の敷地内で過ごしていて、地元のレストランに行くことがないほどバスケに集中していたそうです。
大学:ドミニカン大学カリフォルニア校(米サンフランシスコ)
高校卒業後は、アメリカのドミニカン大学カリフォルニア校コミュニケーション科に
バスケ推薦で進学しています。
1890年創立の私立大学
学生総数:1700名
もとは女子大だったため、今でも女子の割合が75%
この大学のバスケチームはNCAAのD2(※)ではありますが、
全米の一流選手が集まるNCAAですから、D2といってもプロ並みの実力ぞろいです。
ここはプロバスケ選手の田渡凌さんが活躍されたチームでもあります。
※NCAAは、National Collegiate Athletic Associationの略で、「全米大学体育協会」とされる組織です。
レベルは高い順にD1、D2、D3と3つに分かれています。
プロバスケの最高峰NBAへの登竜門がこのNCAAです。
在学中、UTAさんはU24日本代表候補として合宿にも参加していますが、
20歳のときにパリコレでモデルデビューし、大学を休学しています。
UTAさんにいったいどんな心境の変化があったのでしょうか。
バスケからモデルへ転向
UTAさんはバスケの本場アメリカでプロを目指す一方で、
高校・大学時代には世界レベルとの差を肌で感じていたそうです。
「アメリカのバスケ界の中で190センチの自分は小さい・・・」
「生きるためにバスケをやりに来ている人もいる。自分が見たことのない、感じたことのない周りの人のハングリー精神に圧倒された。」
「ここにいるバスケエリートの中であっても、NBAリーグに行けるのはほんの一握り。」
「たとえプロに入れたとしても生き残っていくには相当大変な世界。NBAは夢のまた夢・・・」
「高校で待っていたのはシビアな現実。これがリアル。思い知らされたし、精神的にも鍛えられた」と。
プロの世界はどこも厳しいですね・・・。
そんな大学2年のとき、知人から「一度試してみたら」とすすめられたのがモデルでした。
UTAさんは、20歳のときパリコレでモデルデビューすることとなりました。
あえて親の七光りが通用しない海外で闘うことを選んだのですね。
モデルUTAの魅力
端正な顔立ちと190センチの高身長という体格に恵まれたUTAさん。
イタリアのメンズ誌「L Official Hommes Italia」では日本人初の表紙を飾りました。
そうきくと、なんとも華々しい経歴だと思われますが、
本場アメリカでNBA選手を目指し、世界に揉まれ、精神的に鍛えられた経験が今のお仕事にもつながっているのでしょうね。
子どもの時から親元を離れ、実力のみの世界で闘ってきたUTAさん。
芸能一家に生まれ、順風満帆のように思われますが、
世間から注目される華やかさ以上に、挫折や苦労も人並み以上に経験しているのですね。
まとめ
今回はモデルUTAさんの学歴についてご紹介しました。
小学校:西町インターナショナルスクール(東京)
中学校:ル・ロゼ学院(スイス)
高校: IMGアカデミー(米フロリダ)
大学: ドミニカン大学カリフォルニア校(米サンフランシスコ)
これからも国内外のモデル活動だけでなく、お芝居やスポーツキャスターなど、
多方面でのUTAさんを見てみたいです。
今後のご活躍を応援しています!!